今回の記事でわかるポイント
- 【お金の判断基準】
- 【情熱の判断基準】
- 「個人事業主」という生き方が本当に向いているのかを確かめよう!
こんにちは、Webライターのカタヤマです。今回は、フリーランスとして独立を考えるタイミングと、どのような判断基準を持つべきかをテーマにお話しします。「独立したいけど、収入が維持できるか不安」「どれくらい貯金があればいいの?」といった悩みを抱えている方必見です。
【お金の判断基準】
現在、何らかの立場でWebライティングを行っていて、将来的に独立したいと考えている人も多いのではないでしょうか。私の周りにもたくさんいて、折に触れて質問を頂くので日々感じていることを解説していきます。
私の考えでは、フリーランスとして独立を考える時の判断基準として大きく分けて2つあると思っています。それは、「お金」と「情熱」です。この2つのポイントについて、自分なりに明確な方針を打ち出せていれば準備が整い次第、独立すべきだと言えるでしょう。
まず、お金についてですが、これは言うまでもなくライターとして活動を継続するための必須事項です。「収入面」と「貯金額」の両方から見ていく必要があります。
収入面は、自分や家族の1カ月の生活コストを算出し、原稿料の単価から月に何時間分の仕事をしなければならないのかを割り出します。ライターの収入は月によって変動が大きい面もあるので、最低でも6カ月分くらいの平均をとりましょう。
ここで大事なのは、金額よりも「コンスタントに目標額を達成できるか」という点です。安心して生活していくためには、あらかじめ必要な収入が確保できるメドをつけておきましょう。
そして、貯金額についてですが、こちらも1カ月の生活コストを基本的な数字とします。さらに独立後、目標額に達するまでに必要となる期間によって算出しましょう。
たとえば、月々の生活コストが20万円で、目標額に達するまでに6カ月必要であるのならば、20万円×6カ月=120万円ということになります。ここで、1つポイントですが私の場合は、節約重視で生活コストを切り詰めるということはしません。
特に食費については、一切削らないです。美味しい物を食べたいがためにライターを続けている部分もあるので、自分の絶対領域となるところは安易に削減しないようにしましょう。
逆に言えば、それぐらいの余裕も持てないのに、独立を考えるのは早すぎます。固定費となる家賃や社会保険料、住民税など削り用のないコストも多いものです。
住民税は前年の所得によって算出されるため、いきなり会社を辞めてフリーランスとして独立したはよいものの、少ない収入の中で住民税の支払いに苦労をしているライターさんもいるのです。
いったん独立すれば、誰のせいにもできないものです。お金の問題は常に、自分の身に降りかかってきます。
周りの人を責めたくなる時もあるでしょうが、そもそも他人と言うのは発言に責任を持っている人は少数です。言ったら、言いっぱなし。 だからこそ、お金についてはシビア過ぎるくらいシビアに考えて、ちょうど良いでしょう。
【情熱の判断基準】
さて、晴れてライターとして独立し、生活も安定してきたとします。独立の目的が安定であれば、この時点で目標達成ですね。
おめでとうございます。後は、安定を維持することが次の目的となるでしょう。
ただ、安定を維持するって、言うほど簡単ではないんですね。たとえば、モチベーションの部分です。
同じような原稿を毎回こなして、納品して収入を得る……会社員時代と何か変化はあったでしょうか。しかし、いざという時にかばってくれる会社は、フリーランスの身では存在しません。
それに、下請け的に原稿の依頼を受け続けることが、果たして自分にとっての成功なのでしょうか。私はやっぱり、お金の判断基準と並んで、情熱の判断基準も必要だと思うのです。
ライターとしてどうありたいか、どんな文章を書きたいのか、どこまで稼いで有名になりたいのか……別に正しい答えが1つというものではありません。
しかしながら、文章への情熱が枯渇してしまえば、もはやライターをやっている意味が何であるのか自分でも分からなくなってしまうでしょう。
だからこそ、独立時には「情熱のものさし」を自分の中だけでしっかりと持っておきましょう。それが見つからない場合は、やはり独立は早すぎます。 私の場合は、「変態的」に文章が好きなせいもあってか、情熱という点では何も悩まなかったですね。
だって、文章が好きだから、文章を書くわけでして。どうせ書くなら、ついでにお金も稼ごうという魂胆でライター業を続けております。
「個人事業主」という生き方が本当に向いているのかを確かめよう!
Webライターとして独立をするなら、フリーランスという言葉に惑わされずに、「個人事業主」としての生き方が本当に自分に合っているのかを見極めましょう。
個人事業主と会社員では、何から何まで違います。仕事は自分で取ってこなければなりませんし、取れなければ無収入です。請求書を作り、税金の計算をして、もちろん原稿を執筆します。
個人事業主と会社員のどちらが良いという、安易な比較はできないものです。あくまで比較の対象としての基準は、「自分にとってどうか?」といった絶対的なものである必要があります。
〇〇さんがおすすめするから、Webライターとして独立するでは、早晩辞めることになるでしょう。自分の頭でしっかり考えて、収入面や支出面の現実的な計算をして、なおかつ文章に対する飽くなく情熱があるのなら、独立時期を具体的に考えてみると良いでしょう。
収入面については、現在の本業を超えるラインに到達できるかは1つの目安になります。そこまでがむしゃらに取り組んでから、独立を考えても決して遅くはありませんよ。
ライター歴15年。経営者(オーズLLC https://othllc.com/)とYoutuberも兼ねている。
著書『ザ・ウェブライティング ウェブライターとして生き残るための実践サバイバル術 』(https://www.amazon.co.jp/dp/B07BF25T8Y/)。
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