【その3】Webライターにも当て嵌まる「学習性無力感」の怖さと対処法

フリーランス

今回の記事でわかるポイント

  •  対処法1:環境を自分のコントロール下に置こう
  •  対処法2:目標を達成可能なラインまで下げよう

こんにちは、Webライターのカタヤマです。今回は、学習性無力感をテーマとした第3回目ということで、具体的な対処法について2つ取り上げていきます。すぐに実行可能な対処法なので、最後まで読んでいただけると幸いです。

対処法1:環境を自分のコントロール下に置こう

学習性無力感に陥ってしまう1つの要因として、「自分で状況をコントロールできない」といった点があげられます。周囲から自分の行動を否定され続けてしまうと、自分の行動と結果に何の関連性も見出せなくなってだんだんと無気力になってしまうのです。

ただ、逆に言えば自分の行動が目に見えた結果としてつながっていくならば、無気力状態から脱することもできそうです。たとえば、Webライターとして自分が書いた記事が、「どこでどんな風に使われているのか分からない……」といった状況下でモチベーションを保つのは難しいでしょう。

【自分の書いた文章の反応が何も分からない】というのは、Webライターとして意欲を失ってしまいやすい罠の1つでもあります。無気力な状態にハマってしまわないためには、クライアントとのやりとりを緊密にして、自分の役割を絶えず確認することが望ましいと言えます。

また、仕事は仕事と割り切って、自分でブログを開設して世間の反応を見てみるのも良いでしょう。今は電子出版も取り組みやすい環境にあるので、本を作って販売してみるのも有効です。

いずれにしても、自分の「行動」と「結果」を何らかの形で結びつけていく流れを作っておくことが大切です。何本もそうした流れを持っておくと、全然ブログが読まれなかったとしても勇気を持って行動できますよ笑

対処法2:目標を達成可能なラインまで下げよう

2つ目の対処法としては、目標を達成できるラインまで下げてみることです。学習性無力感が引き起こされてしまうのは、今取り組んでいる目標が大き過ぎる場合が多いと言えます。

すでに充分に努力をして、自分の持てる能力を出しているにもかかわらず目標がクリアできないのならば、そもそも目標を見直したほうが近道になります。

無理な目標を無理な戦略で追いかけるのではなく、シンプルな目標をシンプルな戦略でクリアしていきましょう。もっと突き詰めていけば、「この目標は自分にとって必要なのか?」といった意識も湧いてきます。

目標を立てているということは、何かと戦っている状態なのでしょうが、そもそも戦う必要があるのでしょうか。戦略とは時として、「戦いを略する」と読み解いてもいいかもしれませんね。

要は、本来戦わなくていいものならば、その目標は不必要ということになります。無力感にさいなまれるときって、意外と「自分が何と戦っているのか分からない」といった状態になっているものです。 戦わないでいいものとは戦わずにしておくのが無難です。そのうえで、戦うべきものについても辛いと感じたときには、目標のラインを下げるようにしましょう。

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