「日本語力」は裏切らない!Writingスキルを磨いていくことの重要性

ライティング
Bamboo Forest. Asian woman wearing japanese traditional kimono at Bamboo Forest in Kyoto, Japan.

【方山式Webライティング講座】第1回「日本語力は裏切らない」

今回の記事でわかるポイント

  •  日本語を武器としたスモールビジネスの方法がわかる。
  •  長期的に価値を持つ技能としてのWritingスキルの意味がわかる。
  •  マネタイズする時に気をつけるべきポイントがわかる。
  •  意識低い系の心構えがわかる。

 

平成も終わり、時代は令和。「働くって、何だろう」と自分に問いかけてみるには良いタイミングでもあります。私は現役のライターであり、すでに13年以上の期間を「日本語力」と「Writingスキル」だけで暮らしている人間です。

このブログにたどり着かれた方はさまざまな背景をお持ちだと思います。ライティングやフリーランスにまつわる話として、有益な情報を提供していくので、この記事から1つでも持ち帰ってくださいね。それでは、「日本語力」は裏切らない点とWritingスキルを磨いていくことの重要性について解説します。

「日本語力」というスキルとしての資産価値

こんにちは、カタヤマです。今日からライター向けのブログを毎日執筆していきます。最初なので、簡単に自己紹介をしておくと私は大学卒業後、大手学習塾勤務を経てフリーランスとなりました。現在ライター・編集者歴は13年で、会社経営と並行して活動を行っています。

このブログは主にライターとして活動する方向けではありますが、フリーランス・個人事業主として働く方たちにとって役立てられる内容にしていくつもりです。

さて、皆さんは「日本語」の資産価値について考えたことはあるでしょうか。日本に生まれれば、当然のように日本語教育を受け、そして社会人になってから寿命を迎えるまで日々、何らかの形で私たちは日本語を使用しています。世界に数多くある言語のうちの1つが日本語というわけですが、1億人以上が使っている言語というのも数が限られるものです。

何が言いたいかというと、ライターの商売道具はこの日本語であり、長期的な視点から見てもニーズという点で困らないということです。即ち、日本語に関するスキルを磨くことはそれ自体が自分にとって資産価値を持つものでもあります。

時代の変遷によって、求められるスキルというのは変わっていくものですが、一貫して残り続けているスキルの1つとして日本語力があるのです。職業としてのライターを考えたときに、決して無くならない日本語という足場に皆さんが立っていることを忘れないでおきましょう。

私はすでにライターや編集者として13年以上活動していますが、幸いにして日本語を活かしたビジネスだけで生活をしています。ライターは単に文章を書く人というよりも、

「日本語力を武器とし、それを駆使してスモールビジネスを行う人」

と言い換えることもできるでしょう。そして、日本語を生業とする職種は何もライターに限ったものではありません。脚本家や小説家、放送作家・マンガ原作者・ブロガー・コラムニスト等々さまざまなものがあります。

しかし、数ある職種の中でも私がライターをおすすめするのは、

  •  早い段階で生計が立てられる。お金の回収スピードが比較的早い。
  •  パソコンスキルやwritingスキルが身につく。
  •  リサーチ力、営業力、企画力といったビジネススキルも学べる。
  •  初期投資が少なくて済む ※PCとスマホがあれば、今日からでも始められます。
  •  取材案件をこなすなら、撮影スキルや取材力も磨ける。多くの人と出会える。

といった点があげられるからです。ライターから始めてみて、フリーランスとしての基本を押さえたら、周辺の領域に幅を広げてみるのも良いでしょう。たとえば、ライター×デザイナーだったり、ライター×エンジニアだったり。組み合わせはそれこそ無限大にあります。なぜなら、日本人もしくは日本語の需要がある相手に向けた商売において、「テキスト要素」は絶対的に必要となるからです。その可能性を当ブログを通じて、少しでも実感していただけたら嬉しいです。

Writing(ライティング)スキルとは何か?

ライターという職業を成立させるためには、何よりもwritingスキルを磨くことが欠かせません。どのようにスキルを磨いていけば良いかは後日のブログに譲りますが、そもそも「writingスキルって何?」と疑問に持つことが大切でもあります。

直訳すれば、文章を書く能力ということになりますが、何だか漠然としていますね。文章をダラダラと書けば、ライターやブロガーになれるというものではありません。忘れてはいけない点はどのような文章であれ、必ず読み手の存在があるということです。

たとえば、このブログにしても今読んでくださっている方がいるから成立しています。「読み手がどういう風に感じるかな」「うまく伝えるにはどうすればいいかな」と常に考え続けるのが、writingスキルの土台にあるのです。即ち、書くことは考えることであり、考えることはまた書くことに通じると言えるでしょう。

大事な点は、文章がうまいからライターとして食べていけるわけではないということです。文章の下手さに基準はあっても、文章のうまさには明確な基準はありません。読み手が気に入ってくれれば、読まれる文章となるだけです。では、何を気に入ってもらえるのか?

それは、書き手の考察力をいうことになります。要は、テーマに対する物の見方や考え方という部分です。 基本的な文章技法だけで読ませるのではなく、書くべきテーマにどれだけ挑戦をしたのかがライターとして問われているものの1つだと言えます。「書くことは、考えること」といった視点を忘れずにwritingスキルを磨いていきましょう。

マネタイズするうえでの注意点

Business man in glasses meditating under money rain

文章が好きでライターを始めるのは素敵なことですが、職業として続けていくためには「お金」の話は切っても切り離せないものです。私は駆け出しのころから、常にお金のことばかりを考えてきました。ライターという足場をどうマネタイズしていくかといった視点は、現役であり続ける限りは考え続けなければならないことでしょう。

一義的に、ライターの収入は原稿料です。そして、編集スキルや取材スキルを身につけて付加価値を高めていくと良いでしょう。デザインやSEOの知識を磨いていくのも、収入アップにつながっていきます。さらに、自分で本を書いて印税収入を得たり、講師として人に教えたり、セミナーを開いて講演するのも良いと言えます。また、ブログを運営して集客するのも1つの方法です。

ただ、マネタイズをするうえで忘れてはいけない視点は、ライターとは付加価値を世の中に与える職業だという点です。自分勝手に行動し過ぎてしまっては信用を失い、やがてはすべてを失います。私自身も他人には言えないような失敗を繰り返してきた人間ですが、失敗するときの共通点として「周りが見えていなかった」ということです。

商売とは言うまでもなく、相手のあることです。したがって、相手に合わせて行動するのが基本のキとなります。お金というのは、それ単体で存在しているわけではなく、必ず人に紐付けされているという点を忘れないようにしましょう。その基本軸に立つのであれば、無限に商売のタネはあるものです。日本語の需要というものは、それだけ大きなものなのですから。

意識を低くしてWritingに取り組もう!

「文章で食べていく!」というのは、世間的に見れば並大抵のことではないかもしれません。しかし、そんなに大それたものではないというのが、13年続けてきた私の感想です。プロ意識というのは何も意識高い系の産物ではありません。むしろ、意識が低かったからこそ、今日まで続けてこられたように思います。

これは、オリジナリティの話にも関連しますが、誰だって文章を書き始めたころは「誰かのマネ」をしています。それでいいんです。真似をしたスキルでお金を得る……全然、意識高くないですね笑 肩肘を張らずに、意識を低くしてwritingに取り組んでいきましょう! 長文を読んでいただき、ありがとうございます。何か気になった点があれば、コメント欄に書いてもらえると嬉しいです。あくまで方山式writingといった内容なので、当ブログだけではなく、他の方が書かれているものも参考にしてみてくださいね。また、次回お会いしましょう。

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