セルフブランディングはもう古い?私が「オーソリティ化」を進める理由【その1】

フリーランス

今回の記事でわかるポイント

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  •  【その1】ブランディングとオーソリティの違いに思い悩む
  •  【その2】自分の「カテゴリ」を作ればいいのでは、という答え
  •  【その3】書き続けるだけのライターで終わってしまわないために。

Webライターのカタヤマです。今回から3回に分けて、「セルフオーソリティ」についてお話していきます。オーソリティは直訳すれば、「権威性」ということになりますが、ここではライターとしての価値を高めるといった意味合いで使いたいと思います。

セルフブランディングという言葉が使われて久しいですが、いくら勉強しようとしてもこの言葉に対して違和感が強く……今回は、そんなお話です。

【その1】ブランディングとオーソリティの違いに悩む

自分自身の価値を高めようということで、「セルフブランディング」という言葉が使われています。私も周りの人と話したり、関連書籍を何冊か紐解いたりしてみましたが、どうにもよくわかりません。

と言うのも、すでに確立されているジャンルの中でのし上がっていくのは、とても労力のいることですし、努力をしたからといって運要素も大きく影響すると思うからです。たとえば、「お笑い芸人」を例にとってみましょう。

「漫才」や「コント」といった大きなジャンルで活躍するのがお笑い芸人ということになりますが、果たしてどれだけの芸人さんがギャラだけで生計を立てているのでしょうか。個人的には、1000人いれば5人程度ではないかと感じます。

それは、小説家や漫画家にも言えることであり、印税収入だけで生計を立てられている人は上位数十人だと思うのです。お笑い芸人や小説家、漫画家を目指す人は「何となくなれたらいいな」と思っている人まで含めれば、それぞれ100万人はくだらないように感じます。

100万人の志望者、1万人が何らかの形で収入を得ている、1000人の中堅、100人の売れっ子でどの業界も成り立っているのではないかと昔から思っています。

そう考えると、Webライターという職業はすそ野自体は広いですね。Webライティングを行って月に数万円程度の収入を得ている人は、各クラウドソーシングサービスの利用者数やSNSの状況などを見ても、かなりの数がいます。

ですので、普段は会社員として働きながら、Webライティングを副業(複業)として持つ分にはおすすめではあります。しかし、「専業」で行うとなると、全然話は違ってくると思うのです。

当然ながら、原稿収入一本だけで生計を立てていくとなると、仕事の取り方そのものを大きく変える必要があります。クラウドソーシングサービスだけで月20万円を稼ぐことは、2019年6月現在では可能ですが、利用しているサービスが終了したらどうやって仕事をとるのでしょうか。

1つのサービスに依存するのはあまりにも危険であり、そういったサービスを利用しつつも、ポートフォリオを増やして、自分で仕事をとってくる必要があります。専業として独立を考えられている方は、そのあたりが独立準備となるでしょう。

では、仕事をとってくるにはどうすればいいのか。そう考えたときに、セルフブランディング化も1つの方法でしょう。自分の得意ジャンルを増やして、「〇〇系ライターです!」「単価は〇〇円です!」みたいなことは、Web上でよく散見されます。

Webライティング講座を謳っている方も、大半はこういった文言を使いがちです。しかし、冷静に考えてみたとき、「〇〇系」というのはあくまでも「〇〇系」といった意味合いのものでしかなく、本当の専門家にかなうはずがありません。

たとえば、不動産コラムであれば不動産実務に携わった人のほうが、知見も深いでしょう。法律コラムであれば、有資格者レベルは最低限でも達しておきたいものです。そして、有資格者であっても結構な数がいます。保育士資格を持っていて、その資格を活用していない人だけでも約76万人程度いるそうです。

この人たちが「保育系ライターです!」と名乗り始めたら、どうなるでしょうか。無資格者は一気に仕事がなくなるでしょう。もちろん、資格の有無は仕事をとるうえで直接的には関係するものではありません。しかし、発注する側の視点に立ったときに、有資格者(ましてそれが国家資格)であれば、やはり信頼性・専門性というものは勝るものです。

資格をとろうと勉強に励む際には、資格の難易度だけに意識を向けるのではなく、その業界のことを事前に調べてから受験するかどうかを決めたほうが無難です。セルフブランディング化は、戦略を立てて慎重に行動していかなければ、単に「資格をとって使い道がない」「時間とお金だけかかった」という事態にもなりかねません。他のライターさんがそれで成功しているから、自分も……という安易な発想は避けましょう。

また、今は有利なジャンルであっても、数年先は過当競争に陥ってしまうこともよくあります。せっかく資格をとるのであれば、それを無駄にしないためにも3年・5年先を見据えて、きちんと戦略を練ることが大切です。

私自身も長年、「Webライターとしてのセルフブランディングはどうあるべきか」と自問自答してきました。そして、最近出た結論の1つとして「セルフオーソリティ」という考えに至った次第です。

続く

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