僕たちは日本語が書けない。

テクニック(右腕)

【ゆっくりライティング】第1回 わたしライターになる!日本語が持つ真実

ライティングは1日にしてならず

みなさま、こんにちは。

方山敏彦の右腕こと、右腕でございます。 今回は、webライティングあるいはライティングに関するテクニックについてお話させていただきます。第1回は、ライティングにおけるもっとも基本的なポイント、「ライティングは1日にしてならず」という点をお話します。

日本国内におけるライティングは、基本的には日本語で書くものです。そして、ほとんどの日本人は日本語が話せるわけですから、誰にでもライティングはできる……というのは大間違いです。

日本語が話せるから日本語が書けるわけではありません。さらに言うと、国語の成績が良ければ書けるわけでもありませんし、大学のレポートが書ければこなせる仕事でもありません。

具体的な話をします。みなさまは「記者ハンドブック」というのをご存知でしょうか。もともとは新聞記者向けのルールブックですが、現在ではwebライティングも含めて、「正しい日本語」で文章を書くために利用されています。こちらは「文章のルール」よりも、表記のルールがメインであるものの、700ページ超のボリュームです。

もちろん、そのすべてを網羅しなければ文章が書けないわけではないでしょう。しかし、これほど多くある日本語のルールについて、自分はどれだけ知っているのか……。おそらく、日本語のルールについて意識している人はほとんどいないのではないでしょうか。

「句読点の正しい置き方」「漢字表記とかな表記のどちらが適切か」などなど、日常的な会話ではほとんど意識されない日本語のルールについて、しっかりと理解することがライティングの基礎となります。

雑誌のライターにしろWebのライターにしろ、ライターを名乗る以上は日本語のプロでなければなりません。そして、ライティングスキルは「日本人なら誰でも持っている」というものではないのです。

このシリーズでは、しっかりとした文章を書けるようになるための基本的なポイントや、細かなテクニックなどについて解説していきます。これからライターになろうという人や、すでにライターとして活動されている人に少しでも役立てば幸いです。

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