今回の記事でわかるポイント
- 文章を書くために商売をしよう
- 「自分」からも借金をしてはいけない
- 身の丈に合ったビジネスを。
こんにちは、Webライターのカタヤマです。今回は、ビジネスと借金、Webライターと商売というテーマでお話をします。好きなこととお金の問題というのは、切っても切り離せないところがありますが、面倒くさいからといって問題を先送りしてしまってはいけません。自分の中で確かなビジネスの方針を打ち出しておきましょう。
文章を書くために商売をしよう
ライターというのは文章を書く職種ですが、その前に商売人です。そのため、資本を使って利益を得なければなりません。といっても、投資家ではないのでお金でお金を生み出すといった類のものではないでしょう。
基本的にライターの資本となるのは、「脳みそ」と「健康」ですね。もちろん、ノートPCの購入費やインターネット環境の整備といった費用は必要であるものの、これらはどの商売を行うにしても必要なので、あまり気にすることはありません。
「いや、私はただ文章を書きたいだけだから、お金のことは気にしない」という方であれば、別にお金のことで頭を悩ませる必要はありません。ただ、現実的には「文章を書く事」と「お金を得る事」は、大半の人にとって切り離せない問題でしょう。
要は、Webライターとして続けていくためには、自分自身の稼ぐ能力を身につける必要があります。戦略や戦術といったものも大切ですが、それ以上にシンプルな目的として「利益を出す」ということが欠かせません。
ですので、お金に対してはシビアな考えを持っておく必要があります。シビア過ぎるくらいに構えておくからこそ、結局のところ文章が書き続けられるのですから。
「自分」からも借金をしてはいけない
商売を始めるにあたって、借金をしないに越したことはありません。いろいろな考えがあることは承知していますが、少なくともWebライターにおいては、借金をして始める必要などないからです。
借金というのは初期投資だけでなく、目標とする収入を安定的に稼ぎ出すまでに必要な生活費も入ってきます。Webライターとしての実力が浅いうちはいきなり独立を考えるのではなく、会社員として働きながら生活費を確保し、少しずつライターとしての収入を増やしていきましょう。
もちろん、世の中には製造業など、初期段階で多額の費用が必要になる商売もあります。しかし、ライターにおいて多額の初期投資は不要です。事務所を構える必要もありません。
そして、家族や友人、恋人や知人から借金をしてはいけません。さらには、「自分」からも借金をしないようにしましょう。これは、“将来の自分”から借金をしないということです。
生活費が足りないからといって、安易にカードローンに走ってしまっては、自分で自分の首を絞めることになります。そのような場合は、いったんWebライターとしての活動を休止して、会社員に戻ることをおすすめします。
繰り返しになりますが、収入の土台ができるまでは安易に独立してしまってはいけません。借金をしてまでWebライターを続ける意味は、本来どこにもないからです。
身の丈に合ったビジネスを。
Webライターとして安定的な収入を得るのは難しい部分もあります。それであれば、少し頭を柔らかくして、Webライター×プログラマー、Webライター×デザイナー、Webライター×ネットショップのオーナーなどの組み合わせはどうでしょうか。
何も生活費のすべてをライティングだけの収入でまかなう必要はありません。自分にできそうなことから現金化していくのが、マネタイズの近道だと感じます。 いくつかのことを小さく、並行してやり続けていけば、それぞれの分野において相乗効果も期待できるでしょう。
いずれにしても、自分の身の丈に合ったビジネスを展開していくことが、Webライターとしてのサバイバル術だと思っています。
ライター歴15年。経営者(オーズLLC https://othllc.com/)とYoutuberも兼ねている。
著書『ザ・ウェブライティング ウェブライターとして生き残るための実践サバイバル術 』(https://www.amazon.co.jp/dp/B07BF25T8Y/)。
コメント