今回の記事でわかるポイント
- メイヨークリニックによるNPDの症状の定義
- ↑上記に関する私の考察
こんにちは、Webライターのカタヤマです。今回からしばらく、「自己愛性パーソナリティ障害(以下、NPD)」について取り上げていきたいと思います。先日知人と話をしていて、NPDについて改めて調べていたことのまとめです。
Webライターを含め、というか私と私の周辺だけかもしれませんが「尊大にして、卑屈」というタイプの人は多いなと昔から感じています。クリエイターによく見られる1つのタイプなのかもしれませんね。全何回になるか分かりませんが、しばしお付き合い頂けると幸いです。
メイヨー・クリニックによるNPDの症状の定義
「NPD(自己愛性パーソナリティ障害)」という言葉をみなさんご存じでしょうか。NPDとは、「今の自分を愛することができなくて、“自分は素晴らしく優れていて、かつ偉大で特別な存在であらねばならない”」と思い込んでしまうパーソナリティ障害の1つの類型とのことです。
NPDの少々厄介な点は、本人が自分に対して問題であると認識していないことにあるようです。男性さらに若者に多いらしく、1968年からNPDという言葉が使われるようになったとWikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%84%9B%E6%80%A7%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E9%9A%9C%E5%AE%B3#%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%84%9B%E6%80%A7%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%81%AE%E6%9C%89%E5%90%8D%E4%BA%BA)には記載されています。
アメリカのミネソタ州に本部を置く、メイヨ―・クリニックの定義によれば、NPDの症状は以下の通りだそうです。
- 人より優れていると信じている
- 権力、成功、自己の魅力について空想を巡らす
- 業績や才能を誇張する
- 絶え間ない賛美と称賛を期待する
- 自分は特別であると信じており、その信念に従って行動する
- 人の感情や感覚を認識しそこなう
- 人が自分のアイデアや計画に従うことを期待する
- 人を利用する
- 劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる
- 嫉妬されていると思い込む
- 他人を嫉妬する
- 多くの人間関係においてトラブルが見られる
- 非現実的な目標を定める
- 容易に傷つき、拒否されたと感じる
- 脆く崩れやすい自尊心を抱えている
- 感傷的にならず、冷淡な人物であるように見える
上記にプラスして、NPDに罹患している人物は「傲慢・優越性の誇示・権力志向」といった点が見られるようです。そして、周りからの称賛を強く求める一方で、他人に対する共感力は欠けているとのこと。 一般的に、NPDが起こってしまうのは「強烈な劣等感」と「決して愛されることのない」という感覚に対する防衛的な心理だそうです。
↑上記に関する私の考察
私は何ら専門家ではないので何とも言えませんが、Webライターという立場で上記の症状を自分に当てはめて考察してみたいと思います。
・人より優れていると信じている
→“文章”という点においてはそう思います。しかし、人間として優れているかと問われると、周りの人のほうがとても優れていると感じること多々です。
・権力、成功、自己の魅力について空想を巡らす
→権力志向はありません。成功はちょっと夢見ますね笑 自己の魅力?よく分かりません。
・業績や才能を誇張する
→うーん、ないかな。
・絶え間ない賛美と称賛を期待する
→めちゃめちゃ褒められると、逆にうさんくさいと感じます。
・自分は特別であると信じており、その信念に従って行動する
→あ、わりとこれはそうですね笑 ただ、他人と比べることはしません。信念って、絶対的なものだと思うので。
・人の感情や感覚を認識しそこなう
→大いにありますね。我ながら、社会不適合者なところは自負しています。
・人が自分のアイデアや計画に従うことを期待する
→いつの頃からか、まったく期待しなくなりましたね。
・人を利用する
→どうでしょう……利用するより、案外利用されている機会のほうが多いかもしれません。全然気づいていないんですが笑
・劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる
→そういう意味では、自分に対して高慢かもしれませんね。尊大にして尊大w
・嫉妬されていると思い込む
→嫉妬するほどライフが残っていないです。
・他人を嫉妬する
→上に同じ。
・多くの人間関係においてトラブルが見られる
→うーん、仮にトラブルになったとしても、そこで人間関係が途絶えるので正直なところ分からないですね。相手のあることですし。
・非現実的な目標を定める
→嗚呼、これはわりとあります。なので、現在進行形で戦略の基礎から学んでいます。
・容易に傷つき、拒否されたと感じる
→傷つきやすいですが、拒否されたとかはあまり感じませんです。感受性が豊かなのか、鈍感なのか自分でもよく分からないところですね。
・脆く崩れやすい自尊心を抱えている
→かつては抱えていたと思いますが、さんざんプライドが砕け散ったおかげで、もはや「脆く崩れやすい自尊心」のカケラすら残っていないような笑
・感傷的にならず、冷淡な人物であるように見える
→むしろ、冷淡でありたいと思うほど、感傷的な人間ですw と、考察と言っておきながら、完全に自己診断となってしまいましたが……みなさんは、どうでしょうか?
次回は、もう少し掘り下げて見ていきたいと思います。
ライター歴15年。経営者(オーズLLC https://othllc.com/)とYoutuberも兼ねている。
著書『ザ・ウェブライティング ウェブライターとして生き残るための実践サバイバル術 』(https://www.amazon.co.jp/dp/B07BF25T8Y/)。
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