セルフブランディングはもう古い?私が「オーソリティ化」を進める理由【その3】

フリーランス

今回の記事でわかるポイント

・ ただ書き続けるだけのライターで終わってしまわないために。

Webライターのカタヤマです。今回は、「セルフオーソリティ」についてのお話の最終回です。あなたはこのまま、ただ書き続けるだけのライターで終わっていいと本当に思っているでしょうか。

「なぜ書くのか」という問いに、自分なりの答えを持っておくことが重要です。物書きとして「こうありたい!」と思える自分のイメージを大切にしてみましょう。

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書き続けるだけのライターで終わってしまわないために。

ライターとして専業化をすると、毎日のように原稿の〆切に追われる日々が続くものです。気がつけば、年月だけが経過をして「何で私は書いているんだっけ?」とふと考え込んでしまうこともあるでしょう。

書きたい!という気持ちに溢れているときは、ただひたすらに書き続けていくことを大切にしてみてください。ただ、「単価をアップさせたい」「〆切から追われる生活から解放されたい」と感じるときには、多少案件を断ってでも今の自分の立ち位置を見つめ直す時間を作ってみましょう。

「データ野球」という言葉があります。根性論や精神論を発揮する前に、データにもとづいて試合の運びを考えるということは、ライティングにおいても大事なことだと思うのです。

最近の私は、「データ・ライティング」と勝手に称して、執筆にあてる時間と同じくらいデータ収集やその解析、勉強に時間を充てています。文章を書き続けるうえで、世の中のことを知るという部分はどうしても切り離せないと感じるからです。

どのような言葉が求められているのかは、前述のキーワードプランナーや関連キーワード取得ツール、Googleアナリティスクなどを活用することで概ねわかります。また、書こうとする分野の関連書籍にあたってみると、さまざまな知見が得られるでしょう。

しかし、より読まれる記事を書くためには、もう半歩踏み込んで「図書館の活用」も意識してみることが大切です。幸いにして、図書館は無料で利用ができ、蔵書数も自宅と比べれば豊富です。

施設内ではエアコンは効いていますし、パソコンを使えるところもあります。また、資料検索のエキスパートである図書館司書の方もいるので、何とも至れり尽くせりです。きちんと住民税を納めている分、図書館をバリバリ活用して還元してもらいましょう。

近くに手頃な図書館がないという人でも、今はネットの時代です。国立国会図書館の膨大なデータベースをはじめとして、Web上で資料を簡単に見つけられる環境が整っています。実際に図書館を活用する際も、あらかじめネット検索であたりをつけておくと時短につながるでしょう。そして、分からないことはどんどん司書の方に尋ねれば良いのです。

独りよがりな文章を書かないためには、一次資料にしっかりとあたっていくことが大切です。ただ、一次資料にあたってみると分かるのですが、案外ほしい答えが見つからないということも、ままあります。

でも、これまでその分野について調べてきた人たちのデータを基に執筆していくのが、私たち書き手の役割ではないでしょうか。誰か他の人が書いていて、その内容が優れているのであれば、私がそれを書く理由がありません。良いものはただ読めばいいだけです。

散々データを調べた結果、それでも書かれていないことがあるのなら、そこからがライターの出番でもあります。一心不乱に書いてみましょう。

物理学者であるアイザック=ニュートンの言葉に、「巨人の肩の上にのる矮人(わいじん)」というものがあります。意味としては、先人の積み重ねた発見に基づいて何かを発見することを指すそうです。

データにあたることは、世の中の事実(fact)に触れることだと言えます。すでに充分なエビデンス(科学的根拠)によって証明されているデータを活用しない手はありません。もちろん、そのデータが正しいものであるのかといった判断は、情報の受け手である私たちが判断していく必要があります。

ただ、データに基づいた文章の執筆を心がけていけば、少なくとも独りよがりな文章にはならないでしょう。物書きというのは孤独な生き物ですが、あなたが興味を持ったテーマは決してあなた一人が興味を持ったわけではありません。

先人たちや現在こうして文章を生業にしている人たちが、一緒になって考えていることでもあります。何だか心が温まりますね。物書きというものはたとえ一人で書いていても、孤独ではないのです。

さて、話を戻しましょう。

ただ書き続けるだけのライターとして終わってしまわないためには、

・ライターという職種の定義を自分の中で明確にし、

・安易なブランディングを避け、新たな自分のカテゴリを作り、オーソリティ化を図る。

・独りよがりな文章にならないためにデータを活用したうえで、

・最終的には書きたいことを書いて生きていけばいい。

ということだと思います。「いやいや、書きたいことだけ書いてって、方山さん。それじゃあ、ライターとして飯が食えないよ」というご意見もあるでしょう。そうです、ライターとして全くもってそうです。

そもそも、ライター業はクライアントありきの商売ですので、当然ながらクライアントから求められる文章を書きます。そこに異論はありません。ただ、クライアントとの関わり方次第だとも思うんですよね。

そのうえで、自ら新しいカテゴリを生み出したり、ブログサイトを運営したり、YouTubeで動画を上げたり、電子書籍を出版したり……ライターとしてのスキルにWebマーケティングや編集スキルをかけあわせれば、広がりは無限です。

最後になりますが、私は「書きたいものを書いて、印税収入だけで暮らしたい」といった願望のもとに物書きを始めました。その初心を抱いてから、早いもので13年。ようやく、離陸できそうな気がしていて、毎日が楽しいです。

「物書きやっていて、やり続けてきて本当に良かったな」と。 最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。別に最終回ではありませんよ笑 これからも、まだまだ書き続けていきますので、よろしくお願いいたします。

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